2006年10月30日
【雑感】これまでどう英語を勉強してきたか ⑧
■英文読解力の勉強法
高校時代の勉強の基本、特に英文読解力を伸ばすためにやったことは、とにかく英文を読むことでした。学校での英語の授業は普通に受けていましたが、どちらかと言うと自分でどんどん読んでいったことが英文読解力を伸ばしていったと思っています。
読んでいたのは、Reader's Digest。これは英文の月刊誌で、いろんな雑誌や本の内容を数ページにまとめ直したものを一冊にしたものです。使われている英語は現代の典型的な英語で、特別なクセもないものですから、それを利用しました。(自分自身が「Reader's Digest は、典型的な現代英語だから、これを使うのがいいだろう」と判断したわけではありません。まだ高校生。この英語がいいのか悪いのか、などという判断はできるレベルにはありませんでした。当時、日本語で書かれた英語関係の本、英語学習法の書籍の類を読むのも好きで、いろいろ読んでいましたから、おそらくその中で Reader's Digest がいい、と紹介されていたのだと思います)

読み方は普通でした。1つの記事が数ページにわたっていますから、まだ一気には読めませんでした。したがって数パラグラフごとに区切ったり、だいたい1ページを目標にしたりして、まずは辞書なしで自分の力で読みました。だいたいこんな感じの話だな、と分かればよしとしました。(結構、難しかったという記憶があります)
それが終わったら今度は、知らない単語を辞書で引きながら読んでいくという勉強法としてはきわめてオーソドックスな普通の勉強法でした。そして分からないところは学校の先生に聞きに行きました。辞書はこれも以前にお話ししましたが、高校2年の夏休みからはずっと英英辞典(Longman Dictionary of Contemporary English)しか使わないようにしていましたから、英文を読んでいても、訳をするというより、内容を理解する、という感じで読んでいきました。
■英文読解力が変わったな、と思ったポイント
そんな中、高2の2学期頃だったか、友達と一緒に英語の問題集をやっていこう、という話が盛り上がり、やることになりました。使ったものは『英文解釈教室』。今でも書店に並んでいますね。1日に進む範囲を決めて、ここまでやろうな、とずっとやって行きました。この時だけは英文の訳をノートに書いていたと思います。高校3年間で、自分の勉強の中で日本語訳を意識して書いたのはこの問題集をやるときだけでした。学校の英語の授業でもノートに訳を書いていくというとはなかったですから。
(当時の『英文解釈教室』です)
この問題集は英文の構造を、とても論理的に、場合によってはそこまで理屈をつけるか、というくらいに解説してあるものです。これまでバーーーッと内容を取る読み方をしてきたのとは対極の1つ1つの英文の構造を理解していく読み方は、それはそれでおもしろかったです。
(現在の『英文解釈教室 改訂版』です)
問題集を進めるうちに、頭の中が整頓されていくような感覚になりました。つまり、それまではとにかく英文読解量を多くして内容をどんどん取っていく読み方をしてきましたが、その中でバラバラに蓄えられていた知識が、1つの線の上にきれいに並んでいったような感覚でした。
(次回に続く)


